徒然なる歩多輪倶 ( Go by bicycle )

エコライフには自転車が一番ですね。しかし自転車道の少ない日本では厄介者扱いです。一方、5人は乗れる乗用車の平均搭乗率は1.3人と低く、ガソリンの70%は熱になり地球を温暖化し、砂漠化を促進します。天気の良い日はカメラをザックに入れポタリング。

国道最高地点はガス

暑い、暑い、下界はいやであると、天空の道を目指しました。(8/16)

 

 群馬県草津温泉から白根を通り、志賀高原へ抜ける国道292号線。このR292は長い間もめてきた八ッ場ダム(やんばだむ)、それにより水没してしまう川原湯温泉のすぐ上の群馬県長野原草津口駅と長野県中野の間のドライブ、ツーリングに大人気の国道。草津温泉の天狗山第一駐車場(無料)から公園をへて西の河原へ。

 

草津温泉さいのかわら  < Olympus EPL1s  /    セピア処理 >  

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f:id:pottering_potarin:20130816101049j:plainモノトーン処理

 

涼しくするために、西の河原をモノトーンにしてみましたが、実際は、湯が流れる川原で、小さな池がたくさんあり、カップルは写真を記念撮影、家族連れは、靴を脱いでビシャビシャと裸足で楽しんでいます。

 

西の河原から、片岡鶴太郎美術館に立ち寄り、草津温泉の中心、湯畑に。

草津温泉/湯畑  < Panasonic FT-1 > 

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Panasonicは、本物よりきれいに写ります。コンデジながら、ミラーレス並の描写力です。本物よりきれいに作りすぎる味付けは迫力に欠け、つまらないので、この写真はリバーサル風にしてみました。Panasonicのカメラは良いのですが、ソフトは遅く、編集力はないので、OlympusView2で編集します。OlympusViewは、編集力が高く、これでほとんどすみます。専用の写真ソフトはめったに使いません。

 

< Olympus E-PL1s  14-42mmf3.5-5.6 > (80mm,ISO200, 1/13s, f5.5) P撮影

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手振れです。Olympusの標準レンズは、日影では、暗くて使い物になりません。ISOをオートにすればよいのですが、ISO200でもデジタルノイズがあり、実用上は6400とはは論外で、ISO400が限界です。またPモードでも80mmではf5.5と大変暗くなっています。登山などでは林の中ではCanonのFD50mmf1.4をつけていますが、今日はフィルムをメインにと、PEN君は標準レンズ1本です。ぶれたおかげでかえってお寺の境内の片隅の日影の地蔵さんたちの周りの空気が振動しているような、おどろおどろした感じになりました。念仏の合唱とお寺の鐘がグワーワーン聞こえてくるようです。

 

 

 草津からさらに白根山に登るのですが、道は、山の斜面をつづら折れして、ところどころ硫黄が噴き出す岩場ガレ場があります。地獄の川原を連想する風景で黄色に染まった石の間からは、硫黄が漂っています。駐停車禁止ですので写真はとる余裕はありません。コワイなと横目で眺、通過します。

              

 暑い暑い、涼しいところに行きたいと、草津から白根山の湯釜(噴火口)をめざし、つづら折れの道を非力な車で駆け上がります。ところどころの見晴台から下界を眺めていると、ポツリポツリとホントに涼しくなってしまいました。強烈な夕立です。残念。湯釜の周りを散策し景色を撮影しようとフィルムカメラとレンズ3本をザックに入れてきましたが。

 白根の湯釜の駐車場を過ぎると、天空のワインディングロードです。ここに、国道最高点の渋峠があります。天気が悪く写真はありません。

 

 そのまま、長野県中野方面に下り道の駅で一休み。ここはまた暑い世界です。近くのお猿さんに会いに行きました。渋温泉から入ります。野猿公苑に入る前から、お猿さんは、林道や河原に散歩しています。駐車場から徒歩10分噴出泉を横目に、階段を登ります。入園量料500円。うわー、暑いのに、入浴です。夏は、水風呂かな。

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Olympus E-PL1s  / ポップアート処理> 地獄谷野猿公苑(長野県下高井郡山ノ内町大字平穏)

 

標高850mの野猿公苑は、この噴出泉のすぐ上にあります。

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 <  Olympus E-PL1s  >  地獄谷温泉 横湯川の脇に常時噴出

 

渋峠の緑を撮る予定のフィルムカメラは、ポジフィルムを半分ほど、お猿さんに撮られました。