徒然なる歩多輪倶 ( Go by bicycle )

エコライフには自転車が一番ですね。しかし自転車道の少ない日本では厄介者扱いです。一方、5人は乗れる乗用車の平均搭乗率は1.3人と低く、ガソリンの70%は熱になり地球を温暖化し、砂漠化を促進します。天気の良い日はカメラをザックに入れポタリング。

散歩

暖かいので、1時間ほど撮り歩いた。

やがて夕闇が近づいた。f:id:pottering_potarin:20141124160650j:plain

夕日を捕まえてみた。Pentax FA 100-300Zoom FA。

 

やがて、大きく見える太陽は、半分になり、さらには消えた。

しかし、高い空には、二つのジェットエンジンが、音もなく進んでいる。

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こんな感じである。

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輪島 棚田2

デジイチの写真を現像した。

 

能登の中央あたり、中島の "祭り会館" には、能登の奇祭の等身大の人形が、舞を披露する。動くのである。しかも、複雑なステップというか、屈伸というか、人が入っているのではと思うくらい、怖いものがあります。

 

また、多くの面が展示してあるのだが、そのうち天狗の面が圧巻であった。

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これでも、右方向の一列である。

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輪島の棚田は、長時間露出して何枚も撮った。小雨であったが、三脚を据えて。

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能登全般の、多くある神社は、すべてつながっていて、韓国の影響を多く受けているようで、太古から続いている。群馬の西毛の安中などの歴史の浅い祭と比べると奥が深そうで、祭り会館の近くにある神社で行われるとのことで、来年の夏は、見てみたいと思う。

 

下は、その神社である。くまかぶと神社。漢字は難しいので、ひらがなで。

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輪島で、海水浴場の先の突端のトンネルを抜けて岩場に行ってみた。

下の写真の通路の先まで行ったが、高波で危なくさらわれるところをかけて逃げで、全身びっしょり。こんな時Pentaxは、レンズもボディも防水で助かる。いくら、背中を上にして、カメラを保護しても、上からざぶんとくると、少しは濡れる。

かすかに虹が出ていた。

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輪島の朝市は、特に安く、おいしい。

昨晩のすしも、安くて、地物のネタは絶品であった。

干物も、干物というには、新鮮である。

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能登 輪島 ライトアップ 棚田

能登に寿司を食いに出かけた。

 

寿司を食べに行く前に、棚田にでかけた。

お目当ては、LEDのライトアップ。

ノーベル賞を今年を受けたのはブルーLEDのである。

 

ご存知と思うが、発明者の中村博士は、日本人であるが、アメリカ在住で、ノーベル賞を受賞した。国籍も。

 

ブルーの発光ダイオードノーベル賞を取ったのは、米国Cree社ではなかった。

その中村教授は、日本にいるときは、粗末にされていたようである。

また、若いときに米国で研究した時も、肝心な研究は任されなかったようで、石英管の溶接を任されていたようである。

 

しかし、今はアメリカの日本人として、ノーベル賞受賞者である。

複雑な思いがするのである。

ともかく、我が家の電燈も100%LEDになり、節約とCO2削減に協力している。

電力会社への負担も減らせた。ありがとうLED。

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日本では、技術者はほぼ奴隷に近い。顧客と役員の欲望で開発を進める。精神論で、無理を強制され、うまくいってもあまり報奨はない。中には、体調を崩したり、自ら物故してしまう。意を唱えると会社にはいられない。

欧米の会社のような、週単位でのバケーションも取れない。疲労は、一生蓄積する。イギリスで4-5週間、ドイツ、北欧で最大6週間程度、年間で週単位で休んでいる。日本企業では、2週間も休んでの海外旅行は一生行けないといってもよい。また、仕事も、欧米が分担制であるが、日本では、掛け持ちが多く、多重な責任を背負う。その分、人を雇えばよいのだが、純利益優先となる。

 

特許は、会社のものにと、今も国が検討している。

米国では、発明者に、権利が残る。公平ではないか。

 

しかし、中村教授は日亜化学時代は、会議も出ない、電話も出ないね昇進もしてもらえない、発明後も、社内では権限がなく、それで、ついにアメリカに出たようで、教授の椅子を得たようである。

アメリカは、Cree社もブルーLEDで日亜社と特許係争した。米国産業保護のダブルスタンダードで、両社の利益が合致し、アメリカの中村教授が誕生したようである。

 

そのブルーLEDが、日本の原風景の一つである輪島の棚田をデコレーション。

沖には、イカ釣り船の白のLED。

 

中村教授、ご苦労様でした。

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日本では、学生時代に麻雀、ナンパ、アルバイトなどで学生時代を過ごした文系出身が、会社の役員を占めるといわれます。その経済、法律を学んだ方々が、いつも世界的に、出ると負けの政治、経済をやっているように思うえます。社内では、えばっていても、販売しているものは、世界一の技術です。

産業育成をおざなりにする日本社会、いつかは、隣国のような外資マネーに牛耳られるでしょう。そのとき、子どもや女性は、何をして暮らしていくのでしょうか。寝る間もなく、学生時代を過ごした理系の学生は、あまりサラリーマン社会では、やはり寝る間もなく、改善、改良、開発にいそしんで報われないものがあります。さらに、非正規の派遣期間延長と、国力、経済力が目先の税収確保優先策により、衰えていくのがこの20年で目に見えています。資源ない、政経はいつも欧米の後追いで損、つまり技術しかない国なのです。中村教授は極端な例と言っていないで、国策を考える時期ではと思います。

 

棚田は、何千個、何万個のLEDで輝いています。

 

中村教授ノーベル賞受賞、おめでとう。