徒然なる歩多輪倶 ( Go by bicycle )

エコライフには自転車が一番ですね。しかし自転車道の少ない日本では厄介者扱いです。一方、5人は乗れる乗用車の平均搭乗率は1.3人と低く、ガソリンの70%は熱になり地球を温暖化し、砂漠化を促進します。天気の良い日はカメラをザックに入れポタリング。

猛暑列島、 PEN と 散歩

チープなOLD LENS で散歩。今日はPENで紫は撮りません。

先日の会議で休憩室の帝王のような上職から、公の前で恥をかかされ、全面的に仕事をこなし成果を出している当方としては、理不尽であり、このまま精神を壊される前に、頭をストレッチしようと考え、睡眠障害気味ですが休日なのに早起きし、自転車でギコギコと散歩、ゆったりと景色を眺めながら心の洗濯に、猛暑列島が暑くなる前に出かけました。(世界の先進から後進に向かい20年間ひたすらバックを続けている日本としては、こんな職場の状況はやるせなく、いままで何人もの精神を病み亡くなったり、退社したりした人を見てきましたが、ブラックなパワハラをやっている場合ではないでしょう)

 

さて本題です。買ってしまい、使い込んだ結果、Olmpus Penの使い道がないことに気付き、落としどころを探すために、アダプターを付けて、OLD LENSを2本持っていきました。PENで今更、紫は全く撮る気はしませんので、赤から黄色を探してみました。 

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<    Olympus PEN + Canon FD50mm f1.4SSC(f1.4)  + PL filter    >

 まずは、オレンジ色の花です。いいですねー。色と花びらの質感が柔らかで、カチカチのデジタル用レンズとは全く違う写真になりました。さすが大玉のフィルム用レンズです。写真用カメラは検査用のデジタルセンサーではありません。

上の写真は背景のボケが、名高い外国製レンズに比べると少し硬いというか、がさとしてますが、生活の一部としての写真撮りには、古いキャノンのレンズが有効活用できるのは、ありがたい。レンズ価格では何万、何十万円の差は出るのでしようが、描写力では、その差はわずかで、ヘイ・カールと外国製の名玉を探さなくても、素人の私にはCanonで十分。PENは、ボケの効くお散歩カメラとして、キャノンレンズをアダプタで活かすこととするかしら。

 

次は赤い花です。いいですね。

赤ですが、見た目より黒い色あいでした。それでRAW現像時にi-finishという処理をOlmpusView2(付属ソフト)で、現像処理しますと、vividよりさらに鮮やかに、リバー サルフィルム的な色鮮やかな写真となりました。この花も、撮った画像ではくすんだ赤になりましたが、i-finishで見た目のように光を透かした花びらの 明るい彩度のある花びらになりました。

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<    Olympus PEN + Canon FD50mm f1.4SSC(f1.4)  + PL filter    > (100mm相当)

 

  郊外に自転車を走らせると、体育会系は7時前ですが、既に堤防の上をランニング中です。今度は、緑です。稲の穂も、早生のようで、花が咲いていました。i-finishでRAW現像したら、実物より鮮やかというより黄色くなりました。

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<    Olympus PEN + Canon FD50mm f1.4SSC(f1.4)  + PL filter    >

 

 次は、濃い緑です。

川まで進むと対岸の崖にシラサギが展望していました。暗いレンズで暗い緑を撮りましたが、あまりさえません。

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<    Olympus PEN + Canon FD135mm f3.5)  +  PL filter    >

 

 さて色ではなく、水を撮ってみます。透明ですから色はありません。

橋の上から、135mmOLD CANON FD LENS(PENに付けると270mm)で、水辺を撮りました。小魚が群れています。

 PLフィルターで反射をなくし、OlympusView2で、トーンカーブを凹にして、水の透明感とさざ波でのレンズ効果を出しました。そのままの写真ではノッペラですので、コンデジではできないRAW現像できるミラーレスならの処理です。

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<    Olympus PEN + Canon FD135mm f3.5 +  PL filter    >

 

次は黄色です。i-finish現像で、実物より黄色が鮮やかです。

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<    Olympus PEN + Canon FD135mm f3.5 +  PL filter    >

 

 川沿いを歩くと、シラサギが対岸に。

OLD123mmは270mm相当なのでフィルム時代には手振れで撮れないほどの望遠ですが、PEN君は手振れ内臓で、MFレンズにも、その焦点距離を入力でき、手振れ補正してくれます。何とかシラサギとわかります。

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<    Olympus PEN + Canon FD135mm f3.5  +  PL filter    >

 

次は、水色です。まったく問題ありません。CANON FD135mmでPEN撮り。

古い水門の開閉機です。さびの色は見た通りで不自然ではありません。デジタルレンズではないので歪調整はRAW現像でできませんが、このレンズではそれは不要のようです。

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<    Olympus PEN + Canon FD135mm f3.5  +  PL filter    >

 

水そのもののを撮ります。PLフィルターとデジタルRAW現像で透明感が出ました。

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<    Olympus PEN + Canon FD135mm f3.5  +  PL filter    >

 

CanonFD50mm1.4SSCは、ただのFD1.4と比べるとオレンジ色のコートが印象的です。下の写真でもレンズ左上方向は少しオレンジ色の反射が見えています。

 EPLのキットレンズが暗く、シャッター速度が遅くなり、手振れを拾う山中や曇りの日の撮影では、この1.4は明るく、ぶれない速度が確保できます。この時、逆にOLYMPUS PEN EPLはシャッター速度が最大2000分の一ですので、時々1.4では明るすぎて振り切ります。

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<    撮影 RICOH Caplio R1v      >

FDレンズをつけると、PEN君もプラスチックなキットレンズと違い、古いレンジカメラのように立派になります。さしずめ、馬子にも衣装ではありませんが、スーツのようなということで、今日のブログを終わります。

 

 追伸、40℃を超すことはやはり地球温暖化によるものでしょうか。ガソリンも高いので、排気ガスと排熱を減らすために、一人で車を使うのはできるだけ避けたいと思います。